| 白 い 船 |
| satouno |
| この映画は、島根半島の漁村にある小さな小学校の生徒達と、その沖をゆく白いフェリー(九越フェリー・れんぼうらぶ)との実際にあった出来事をモチーフにして、教師・静香(中村麻美)の視点をから描かれた物語です。 小学6年生の好平(濱田 岳)は、最近授業で外ばかりみて集中せず担任の静香(中村 麻美)の悩みの種だった。好平は教室の窓から2日に1回遙か沖をゆく白い船を見つめていたのだ。その思いはやがて広がって、教師を漁村の大人を取り込んでゆく。白い船へ向かって・・・・。そして、白い船・れんぼうらぶが沖へやってくる・・・・。 この漁村の先生や親・大人は、子供を世間体とかで頭ごなしに叱ったりしない。しかし甘やかしてもいないのは、日々の描写でなんとなくわかる。それがいい。 子供の想いを、先生・親達がしっかり受け止め、考えて手助けしている姿。しまいには大人のほうが楽しそうにやってる感じで、流れを作っていく、清々しさが伝わってくる。 中でちょこちょこと出てくる、校長先生の“小声の無理なお願い電話シーン”には思わず“クスッ”と笑ってしまった。でもこんな努力の積み重ねが実を結ぶ礎に・・・・。 人によっては“でき過ぎ〜、小さな村だからできる事さ・・・”と思う面もあるでしょうが、“人はこうあってほしい・・・”って作り手の想いが、すーっと心に入ってくる感じがします。映画は現実だけではない、夢だけもない“何か”があるから心動かされるんだもんね。 陰の主役である好平のひいじいさん(大滝秀治)がいい味出してます。世代を越えて海を見つめて生きてゆく姿。そして女の子に親切・・・・(*^_^*) モデルになった小学校は、今でも九越フェリーとの交流が続いているとの事。エンディングを飾る夕日の中の神楽は綺麗です。 |
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