淡路島の南寄り、大阪湾に面した洲本市は島で一番大きな街です。ここから淡路鉄道(現・淡路交通)が洲本−福良間約23キロの鉄道を開通させたのは大正14年のこと。
線路は淡路島の南部を東西に、洲本市から緑町・三原町を通り、南淡町の福良まで結んでいました。地元の通勤・通学客や鳴門海峡の渦潮見物の観光客の足として活躍しましたが、昭和41年に廃止になっています。
30年以上が過ぎていているので、「もう何もないだろう・・・・」と、あきらめ気分もあったのですが、これが行ってみるといろいろ“跡”が残っていました。
たとえば起点だった洲本駅。今は淡路交通のバスターミナルに変わり、駅だった事がわかるものは何もないのですが、周囲の古い街の様子は「これって昔、駅前通りだったのかな?」って、感じもします。終点の福良駅だった所も同じ様な感じで今バスターミナルになっているって感じ。
このほか、田んぼのあぜ道のように残っている線路跡。川の土手には橋台がそのまま。駅の跡地は今でも空地だったり、線路跡が道路や歩道など別のものに変ったり・・・・。すでに周りの風景にすっかり馴染んでいるものがほとんど。廃線跡独特のわびしい空気はあまり感じませんでした。ゆったりした淡路の空気がそうさせているのでしょうかね。
淡路島は実際に走ってみると、「ほんとにここは島かいなぁ?」なんて思ってしまうほど大きさを感じます。今この島に鉄道がないことが不思議なくらいです。 |
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